ドルフィン・マン ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ

リュック・ベッソン監督『グラン・ブルー』のモデルとなった伝説の素潜りダイバー、ジャック・マイヨールの人生に迫ったドキュメンタリー。フランス人フリーダイバーのジャック・マイヨールは、上海在住の幼少期に、何度か佐賀・唐津を訪問。そこで海女の素潜りを見たことが将来へとつながる。成長した彼は世界を放浪、フロリダでイルカに出会い運命が決定付けられる。素潜りを極めるべく、インドでヨガに出会い、日本の禅寺で精神を鍛え、ついに1976年、49歳の時に人類史上初めて水深100mに達する偉業を達成。それは“人間を超越した感覚”を経験した瞬間だった。その後『グラン・ブルー』で脚光を浴びるが、晩年うつ病となり自ら生涯を閉じる。劇中ではマイヨール本人の映像に加え、家族や写真家ら彼と交流のあった人たち、彼に影響を受けた現役のトップ・ダイバーらが証言をする。そこから見えてくる知られざる素顔や、人生に落とした影、日本との強い絆を通して、彼が生涯をもって人々に伝えたかったことを“深く”探っていく。監督はレフトリス・ハリートス。
[Dolphin Man. The Story of Jacques Mayol/2017年/ギリシャ・フランス・日本・カナダ/78分/DCP]

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